PayTo と口座振替はどちらも、顧客が送るのではなく事業者が回収するプル型の決済です。その基本的な考え方はプッシュ型とプル型の決済を参照してください。
従来型の口座振替が抱える課題
口座振替は長く機能してきましたが、主に3つの欠点があります。精算が遅い
決済はバッチで処理され、完了までに 1〜3 営業日かかることがあります。
許可を事業者が保持する
顧客が署名した授権書を事業者が保管するため、変更や解約には事業者への連絡が必要です。
可視性が低い
顧客は明細を確認しないと、口座で有効になっている口座振替を簡単には把握できないことが多くあります。
項目別の比較
誰が許可を保持するか
これが最大の違いです。口座振替では事業者が顧客の授権書を保管するため、顧客は変更や停止のために連絡を取る必要があります。PayTo では顧客の銀行が契約を保持し、顧客はいつでも自身のバンキングアプリで確認、一時停止、解約ができます。この変化により、顧客が明確に主導権を持つようになります。速度
口座振替はバッチで処理されるため、決済の完了までに 1〜3 営業日かかることがあります。PayTo は NPP 上で各決済をリアルタイムに精算するため、資金は数秒でアカウントに入ります。キャッシュフローが改善し、回収済みの内容を即時かつ正確に把握できます。透明性と信頼
PayTo 契約は顧客のバンキングアプリ内で承認され(確定前に事業者名、金額、頻度、期間が表示されます)、顧客は何に同意しているのかを正確に把握できます。この明快さは、顧客が忘れてしまっているような口座振替に比べて、異議申立てや解約を減らす傾向があります。Hello Clever は Commonwealth Bank との提携により、オーストラリア初の PayTo 取引を実現しました。これはオーストラリアにおけるリアルタイム継続課金の初期の節目となりました。
どちらを使うべきか
PayTo の仕組みを学ぶ
契約の作成から各決済の回収までの全ワークフロー。
契約の項目を確認する
PayTo 契約を正しく設定するための項目別ガイド。