ACH はプッシュ型の決済(このページで扱う信用振替)とプル型の決済(継続課金で使われるデビット)の両方を処理します。プル型についてはACH デビットと継続課金を参照してください。
ACH 信用振替とは
ACH 信用振替では、送金人が自身の口座から受取人の口座へ資金を送り出します。典型的な例は給与支払いです。雇用主が従業員の口座へ給与を送ります。ACH はバッチベースであるため、取引は即時ではなく、決められた処理枠にまとめられて処理されます。バッチ処理
バッチ処理
ACH は各決済が発生した瞬間に個別に精算するわけではありません。決済はまとめられ、営業日中の決められた処理枠で処理されます。これが FedNow や RTP との構造上の決定的な違いです。
営業日ベースの稼働
営業日ベースの稼働
標準 ACH は 24 時間体制ではなく、銀行営業日に稼働します。週末や祝日に開始された決済は、次の処理枠まで待つことになります。
取消の可能性
取消の可能性
即時ネットワークとは異なり、ACH の決済は一定の条件下で取り消せます。この取消可能性は、即時かつ取消不能な決済にはないセーフティネットです。
標準 ACH と当日 ACH
時間的制約のある決済を速めるために、ネットワークは当日 ACH を提供しています。対象となる決済を 1〜3 日ではなく同一営業日内に精算します。当日 ACH は標準 ACH より速いものの、即時ではありません。決済は営業日中の処理枠で精算され、FedNow や RTP のように 24 時間 365 日連続で処理されるわけではありません。