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# PayTo 契約の仕様

> PayTo 契約（マンデート）の項目別リファレンス。各項目の意味、重要性、そして自動消込をどう支えるかを解説します。

PayTo 契約は、顧客の銀行口座から継続的またはスケジュールされた決済を回収する前に、顧客が与えるデジタルな許可です。**マンデート**と呼ばれることもあります。契約を正しく設定することは重要です。請求できる金額、頻度、期間を正確に定めるものだからです。このページでは契約の各要素を分解し、ユースケースに合わせて正しく設定できるようにします。

<Note>
  PayTo 全体の仕組みと従来の口座振替との比較については、まず[継続的な決済向けの PayTo](/ja/platform-overview/payment-concepts/payto-recurring)と[PayTo と口座振替の比較](/ja/platform-overview/payment-concepts/payto-vs-direct-debit)を参照してください。このページは契約自体の項目に焦点を当てています。
</Note>

## 契約とは何か

事業者が保管していた従来の紙の口座振替依頼書とは異なり、PayTo 契約は顧客自身のバンキングアプリの中に存在します。顧客はそこで内容を確認して承認し、いつでも確認、一時停止、解約ができます。各契約は、定義された項目の集合からなる構造化された記録です。

## 契約の項目

| **項目**           | **意味**                 | **事業者にとっての重要性**          | **顧客にとっての重要性**            |
| ---------------- | ---------------------- | ------------------------ | ------------------------- |
| **Agreement ID** | 契約ごとに作成される一意の参照情報      | すべての決済を元の契約へ追跡・照合できます    | アプリで管理する際の明確な参照情報になります    |
| **顧客情報**         | 顧客の氏名と、任意の連絡先情報        | 決済が正しい顧客に紐づくことを確実にします    | 契約が自分のアカウントの下にあることを確認できます |
| **支払人の銀行口座**     | 引き落としの対象となる口座または PayID | 資金の出所が確認でき、処理が円滑になります    | どの口座または PayID を使うか選べます    |
| **受取人（加盟店）情報**   | 事業者名と連絡先情報             | 事業者を明確に示し、信頼を築きます        | 誰が決済を回収しているのかが正確に分かります    |
| **決済の頻度**        | 回収の頻度（週次、月次など）         | 予測しやすい売上の計画に役立ちます        | 支払スケジュールを把握できます           |
| **開始日と終了日**      | 契約が有効な期間               | サブスクリプションや期間契約の請求期間を定めます | 契約期間の長さが明確になります           |
| **決済金額**         | 1回あたりの固定額、または上限額       | 安定して予測しやすいキャッシュフローを支えます  | 承認前にコストの透明性が得られます         |

<Note>
  消込において最も重要な項目は **Agreement ID** です。Hello Clever はこれを使って、入金された各決済を元の契約へ自動的に照合します。
</Note>

## 固定額と上限額

決済金額は、請求モデルに応じて2つの方法で設定できます。

<CardGroup cols={2}>
  <Card title="固定額" icon="equals">
    毎回同じ金額を回収します。価格が変わらない定額のサブスクリプションや会費に最適です。
  </Card>

  <Card title="上限額" icon="arrow-up-wide-short">
    上限を設定し、各回の回収はその範囲内で任意の金額にできます。月ごとに変動する公共料金など、利用量に基づく請求に最適です。
  </Card>
</CardGroup>

## 契約のライフサイクル

<Steps>
  <Step title="契約を作成する">
    自社のシステムから Hello Clever API を通じて PayTo 契約のリクエストを送信し、金額、頻度、開始日、終了日を設定します。
  </Step>

  <Step title="顧客が承認する">
    顧客のバンキングアプリに確認画面が表示され、顧客は条件と事業者名を確認して承認または拒否します。
  </Step>

  <Step title="契約が有効になる">
    承認されると契約は顧客のバンキングアプリに保存され、事業者と顧客の双方にリアルタイムで通知されます。
  </Step>

  <Step title="契約に基づいて決済を回収する">
    顧客が承認した金額と頻度の範囲内で、合意したスケジュールに沿って API から各決済を開始します。
  </Step>

  <Step title="変更が同期される">
    顧客がアプリで契約を一時停止、変更、解約した場合、その更新は自動的に事業者へ反映されます。
  </Step>
</Steps>

<Tip>
  頻度と金額は、顧客が実際に想定している内容に合わせて設定してください。明確な契約（正確な事業者名、妥当な金額、請求に一致する頻度）は、顧客が承認を拒否したり後から解約したりする可能性を下げます。
</Tip>


## Related topics

- [継続的な決済向けの PayTo](/ja/platform-overview/payment-concepts/payto-recurring.md)
- [PayTo と口座振替の比較](/ja/platform-overview/payment-concepts/payto-vs-direct-debit.md)
- [PayTo 契約で継続課金を構築する](/ja/developer-reference/api-use-cases/build-recurring-billing-with-payto-agreements.md)
